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月曜日 病院に行く゜

 投稿者:管理人  投稿日:2010年 2月17日(水)00時45分1秒
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  だいたいは予想されたようなことではあるのだけど、
お父さんの癌が肺に転移して、手術だということで、半泊半日の無理スケジュールで
実家に帰ってました。

手術前日の平日だったので、弟も母親も仕事だということで、一人で病院に行ってきた。
父親は当たり前のように元気で、明日肺を半分切るとかゆう生ぬるい話よりも、
自分が入院して、はじめて健二(弟)が代表として会社を切り盛りしている状況とか、
おじいちゃんが作った畑のじゃがいもの事とかの方が気になる様子で、
あんまりビョーキのヒトとの話ではなかったような気もするのですが。
そういえば、おじいちゃんも、脳梗塞で倒れる直前まで、東京で廃人寸前の孫のことと
畑のじゃがいもの肥料の事ばかり話していたというし。。。
自分の事より畑のじゃがいもの事の方が大切な血筋なんでしょう。


なんて男らしいんだよ!!
管理人にはとてもまねできないですよ。
ってか、お父さんは今まで「無能な人日本代表」だっただろうが。
今になって、じゃがいもがどうとか、こうゆう時だけかっこよくなるなよ!

お父さんがどうあがいたって、僕と健二はお父さんの無能オーラを引き継いで、
まともに仕事できないし、畑作ろうなんて思ってないし、もてないし童貞だぜ!二人とも。
お父さんが30歳だった時と同じように。そして僕はそれを追い抜く。健二はさらに追い抜く。
僕とお父さんと健二の三人の、馬鹿で要地で才能あふれる無能者のパワーで。

弟はいつの間にか、(本来は僕が継ぐはずで生まれたときからそう言われてきた)家の会社の
代表取締役というニンゲンにさせられていて、本人にあらがうすべもなく、
そもそも生きてるのが不思議なくらいに生存の生々しさから遠い存在にも関わらず
僕が「バイバーイ」って、才能もないのに気分ででていってしまっったせいで、
法人的にも血族的にも、一家の長(時期)みたいになってしまっている。
実際、親族が集まったときには、健二は原因不明の人見知りを発症するので
僕と妹が「本家の人間」的な応対を任せられる羽目になるのだけど。


そんな健二を(そしてそれを、そんな健二と大差なく、しかも無駄な行動力で
そんな健二を生贄にして「ばいばーい」してしまった、無駄に親不孝な長男を)、
無駄に心配して、自分の命より心配してるとか、お父さん馬鹿だよ!
と、普通に思った。「あんた、僕の父親ですらないかもしれねえんだぜ。」

とかね。
でも。
ほんとにそう思った。

「じいさんと同じまで生きるには、あと20年か。長いな」
とか言うな。
あと20年たっても、お前の馬鹿息子どもは、お前ほどの安心も与えられねえぜ。
少なくとも、ヨメとかマゴとかはな。


でも、あんたが15の時とか、たとえば今でもとか、夢見たことなら
今でも僕は夢見ている。たとえば健二もでも。
そういったことなら、これから叶えてみせることができるかもしれない。
できないかもしれない。どっちだよ!
絶対かなう夢なんて、夢じゃないだろう?夢じゃないかもしれないだろう?(弱腰!)
夢じゃなくなくなくなくなくなくねー?(小沢健二!?)


というわけで、自分の父親に対して、これから一切の同情はしないことにした。
お前の全ては自業自得だし、まともな子を育てられなかったも自業自得だし、
今、ぼろぼろで死んでいこうとするのも自業自得だし、僕や健二に夢を託そうとして
(じゃがいもとか)、じゃがいも畑がこれから荒廃していくのも自業自得だし、
しぶとく長生きしても僕も健二もお前にで、すかしたまま腐って行くのも自業自得だよと
父親のよわよわしい姿を見て思った。お父さんは、典型的な敗者だ。
歯医者だ。


半泊半日の間に水野君が訪ねてきた。
中学時代のトリックスター。
「同年会に入らない」とか言っている(なんで管理人氏風?)
昔はスーパースターみたいな存在だったのにこんなに背低かったっけ?とか思いながら
ポケットに手を突っこんだまま「いいよ」とか管理人。
お金とか今は別に困ってないし。と悪魔的な声。
「洋介っていただろ?高校も一緒だったよね。最近、お父さんが死んでさ。
うちら同年なのに、こうゆうつながり作るの遅くてさあ。この会はね、
厄除けとかそうゆうときのためや、うちらが42歳になった時に旅行とかさあ、
そうゆう時の積立なんだけど、身内の葬式に同年で花をたむけてやれような
そうゆう会を作りたいんだよ、遅いかもしれないけどさあ!」
とか言ってきた。

何を言うこの無職の隣人。
背低いんだよ。なんだその小者感。ってかずっと地元にいるんだから結婚くらいしろよせめて!
お前、小中学生のころはみんなのヒーローだったのだろーが。ヒーローらしくかっこよくしろよ。
なんだよ、「同年会」って。なんだよ、厄除けだの旅行だの、葬式の花だの。


かっこよすぎるんだよ!!!
お前ら。
なんで僕だけが、こんなところで
ぶくぶく沈みかけながら、ぎりぎりで
息を繋いでるんだよ!!!
いっそころしてくれよ。



ここ数年で、「大ファン」感炸裂させていた祖父と、祖母と、実の母親を失くし、馬鹿だなあと思いながら嫌いではなかったと思われる父親のぼろぼろな状況で、(父親はもう30年以上前に死んでいる)母親は、「失うものばかりで、寂しくなります」とか、さっきメールで届いた。
まあ、ヨノナカのゲンジツでは、生きている限り、とめどなくヒトは失っていく生き物なのでしょう。
父も母も父も、母も夫も子も、子も子も孫も、孫も孫も。
悪魔のような息子二人と娘一人を生んだ自分を恨め。



あと。
僕も美子も健二も。
たぶん。

精一杯、生きているから、お父さんもお母さんも、あと20年は生きれ。




お願い。
それくらいなら、たぶんそれくらいなら、
こんな子供でもよかったて思えてるはずだから。


ねえ。


僕らはこんなにばかだけど。




長生きしてよ。
 
 
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