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光沢とレベリング

 投稿者:かっっ!  投稿日:2007年12月24日(月)16時31分56秒
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  やっと風邪が治って安楽な日々を過ごしています。
健康ってすばらしい!!

それにしても、調べるほどに今回の風邪はインフルエンザと症状が合致します。
急な発熱(38℃~40℃)、悪寒、激しい筋肉痛。
なのにお医者さんの診断は急性気管支炎だぁ??
まぁ治ったからいいけど、抗生物質なんて飲んでも効果あったのかぁ??
毎日毎日39℃の高熱が続いた時は、もう助からないんじゃないかと思っちゃいましたよ。
一週間寝込みましたよ。とほほ。

さて、今日は光沢とレベリングについて少し。

これこそ、めっき薬品メーカーの屋台骨であります。
これを勉強することはメーカーそのものの歴史を知ることになる。

めっきの対象物の表面形状はさまざまだ。もともと鏡面のものもあれば、傷がついているものもある。
これに光沢剤を加えめっきすることで、均等なめっきが可能になります。

そもそもニッケルめっきにはその浴の種類でいくつか存在します。
・スルファミン酸ニッケル
・全塩化物浴
・ワット氏浴
装飾ニッケルにおいてもっともよく使われるのが、ワット氏浴です。
概観や光沢が優れているのみならず、浴管理が容易たためです。
ワット氏浴は硫酸ニッケル、塩化ニッケル、ホウ酸を基本組成としていますが、
これら三成分のみで光沢のあるめっきがえられるわけではありません。
概観に関していえば、これら基本組成のみでは、煤けためっきにしかなりません。

一言に「鏡面状概観」といっても、それは単一の効果によるものではなく、
いくつかの光沢剤による相乗効果であります。
鏡面状概観とは、ニッケル析出の原子構造をいかに整えるかにほかなりません。
これを「光沢」といいます。この光沢とは別に鏡面状概観に欠かせないものが「レベリング」です。
レベリングとは、傷を修復する効果であります。
めっきの対象物は、目に見えないミクロの凹凸が無数に存在します。まずこれを修復し、
さらにニッケル析出を整えて初めて、鏡面状概観が生まれるのです。

レベリングの機構に関しては諸説がありますが、ひとつを紹介します。
二次系光沢剤は陰極近傍に付着し、二次系光沢剤による拡散層をつくります。
拡散層は素地の凹凸に応じて厚みを変え、その付近の電流密度を変化させます。
結果、溝の浅い部分より深い部分を埋めるようにニッケルが析出する。
これがレベリングの機構です。

一次系の光沢剤はそれのみで使用しても光沢作用は得られません。
一次系光沢剤は二次系の働きを助け、全面に均一なめっきを析出させます。
このことから、一次系光沢剤は「応力抑制剤」とも呼ばれます。
 
 
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